南国ミロクの仕事

わたしたちの製品は、国内だけではなく海外でも高く評価され、オリンピックやパラリンピックでのクレー射撃や、ブローニングやウィンチェスターといった海外ブランドのOEM製品として世界で愛用されています。
この世界水準の品質は、部品の製造・加工から組み立てまでの工程を自社で行う一貫生産体制と、各工程において、長年積み重ねてきたミロクの技術を受け継いだ職人の手によって生み出されています。

製造工程

銃床加工

銃床加工

銃床と呼ばれる銃の持ち手となる台座部分の木材加工・塗装を行います。
銃床の完成度によって製品の見た目や使い心地に大きく差が出るため、一つ一つの木材の個性や木目に合わせて調整・塗装を施していきます。

部品加工

部品加工

金属部品の製造や加工を行います。猟銃は銃身や機関部、トリガーなど、様々なパーツで構成されており、それぞれに適切な加工方法や仕上げ方法があります。
発射速度や命中精度の要となるため、より良い部品の開発を常に研究し、改良を重ねています。

銃身加工

銃身加工

銃身とは、発射された弾丸が通る、筒状の金属部分です。
1本の銃身材(金属の棒)にガンドリルマシンで穴開けを行いますが、熱や切削抵抗でわずかな曲がりが発生します。その曲がりは、職人の目で銃身内部にできる影の歪みを判断し、職人の手でまっすぐに直していきます。このような工程は機械だけでは決して仕上がらないため、熟練された職人の技術が必要とされます。

組立

組立

銃床や銃身などの部品を、組み立てていきます。射撃の際に強い衝撃を受ける銃製品において、耐久性はとても重要です。
高い耐久性を実現するために、ミロクでは1/100mmもの単位で製品基準を設け、部品のズレや歪みを検査しています。

南国ミロクの特徴

FEATURE01

拠点の分散化で、効率的な生産環境を確立

南国ミロクには、高知県内に3つの生産拠点があり、各拠点に製造工程を分散して配置しています。
地震や風水害などの自然災害、火災といった非常事態発生後に、迅速かつスムーズに製造ラインを復旧させることができます。
また、各工程専用の拠点を持つ事で、必要な空間と設備が整い、効率的な生産環境が実現しました。

南国ミロクには、高知県内に3つの生産拠点があり、各拠点に製造工程を分散して配置しています。
地震や風水害などの自然災害、火災といった非常事態発生後に、迅速かつスムーズに製造ラインを復旧させることができます。
また、各工程専用の拠点を持つ事で、必要な空間と設備が整い、効率的な生産環境が実現しました。

FEATURE02

歴史と伝統に培われた技術

1世紀以上に及ぶ歴史と伝統に培われてきたミロクにしかない技術。
脈々と受け継がれてきた技術を最新の工業技術と融合する事で、高品質な製品を生み出しています。

1世紀以上に及ぶ歴史と伝統に培われてきたミロクにしかない技術。
脈々と受け継がれてきた技術を最新の工業技術と融合する事で、高品質な製品を生み出しています。

FEATURE03

グループ企業との連携

ミロクグループには、工作機械の開発・製造や、金属彫刻を行う企業があります。
グループ企業と連携して生産を行う事で、自社の部品加工に最適化された最新システムを取り入れることや、芸術的な彫刻が施された付加価値の高い製品を生み出すことが可能となります。

ミロクグループには、工作機械の開発・製造や、金属彫刻を行う企業があります。
グループ企業と連携して生産を行う事で、自社の部品加工に最適化された最新システムを取り入れることや、芸術的な彫刻が施された付加価値の高い製品を生み出すことが可能となります。